トミカとプラレールとうんこ

働く母ちゃんの、なんでもない日記

元・靴屋、辞めても気になるアパレル業界

10年ほど、靴の販売をしていました。駅ビルのテナントととして店長も4年やって、結婚して出産して復帰しても働かせてもらっていました。今辞めねば!と思い立ったらすぐ行動しており、辞めてから半年。後悔はしていませんが、やはり気になるアパレル業界。特に販売員のこと。

 

将来AIが接客する、通販が売り上げNo.1店舗になるべき、販売員は半分以下の数になる、百貨店はずっと売り上げ落としている、有名企業が倒産する…有名某Yahoo!ニュースや、テレビのニュース、バラエティ番組のネタなんかでそんなネガティブなことばかり言われると、元・販売員でも悲しい気分になります。

 

辞めて思うこと。

こんなに素晴らしい仕事はなかなかない、という事。ただし真剣に仕事と向き合った販売員に限る。

 

まず、お店に立つ一番最初に教わる事は感じの良い「あいさつ」。これができるだけで、その辺のパソコン使える会社員より数倍すごい。目を見て笑顔であいさつ、出来ない人たくさんいる。

次に、人の話を良く聞いて相槌を打つ事。これができるだけで、どんなに資格を持っている会社員より数倍すごい。人の話を聞けない、自分のことばかり喋る人、たくさんいる。

そして、会話のキャッチボールをして、相手に不快な思いをさせない事。これができるだけで、みんな知っているような企業で働いている会社員のより数倍すごい。会話が成り立たない、話していて会話する気が失せる人はたくさんいる。

 だから、販売員という仕事に誇りを持って欲しい。基本スキルがあるだけで、社会人としては真ん中くらいのレベルには入れる。御用聞きで仕事が終わってしまうようなことは決してないし、普段の生活では絶対に会えない人や、尊敬できるような人にもたくさん会える。ただし、仕事に真剣に向き合った人に限るけどね。