靴屋のブログ、内容は何を書く?
靴屋のブログ。
内容はお洋服屋さんと一緒でいいのだろうか…これ、始める時にどうしようかと悩んだ。当時あった靴屋ブログは、基本的に楽天のような商品紹介が主。そして、男性向けのマニアックな情報コンテンツとして存在していた。
わかるんだよ、わかるんだけどさ。このブーツ履いたらどのくらいの丈か知りたい。膝下スカートに合わせたらどんな感じかみたい。そう思うことが多かったので、着用写真(アップ・全身)は必ず載せることに決めた。
あと、SCに入っていると、他のテナント店長とこんな話になる機会が多かった。
「靴屋さんでコーディネート提案って、難しくないですか?」
いやいや。こちらからしたら、お洋服屋さんの方がパターンいっぱいあって難しくないですか?!と思ってた。
確かに、裸で靴履く人はほぼいないから、そこにすぐ視覚で訴えられる洋服がない靴屋は、お客さんに想像してもらうしかない。想像力を掻き立てる話、これが出来ると「あー!なるほどなるほど」と嬉しい言葉を頂ける。
だから、アパレル屋さんはお洋服がすぐそこにあって(なんならセットで買ってくれたらラッキー)視覚に訴える力が強い分、「それじゃない」感は大きいのか。その点、言い方は悪いが、靴屋は言い方次第・受け取り方次第でうまく誤魔化せる。お客さんが私たち販売員の話を聞いて、自分好みの方に想像してくれるから楽なんじゃ。
そのような考えでブログを書くことに決めた。記事のフォーマット的なものはこのようにした。
商品アップ写真・商品情報(品番・値段・サイズカラー展開)
足を入れた商品アップ写真
全身コーディネートがわかる着用写真
※メンズは、ディテールも必要。
おまけ
ブログを見て、着用イメージを想像しもらい、店に試着のために来てもらう。来店や問い合わせのきっかけになるようなものをアップしていた。 通販サイトではないので、細かい商品詳細の数値などは省いた。あくまでも、来店のきっかけを作るためのブログ。
そして最後のおまけ、お客様とのネタ作り。そのネタきっかけに、スタッフの個性を知ってもらったり、話しかけてもらえたらいい。ちょっとだけ個性がわかるように入れる。色々な個性のスタッフがいて、お客さんにも自分好みの販売員っているでしょ?それを探すきっかけくらいのネタ。
入れすぎ不要。メインはあなたの事でなくて、靴の事知りたいでしょ。
そんな思いで更新し始めたブログ。全スタッフ持ち回りでやってもらったので、記事作成時間に個人差かなりあり。サクサク書ける人が30分、時間かかると1時間強。その時間を無駄と取るか、必要不可欠と取るか。
たくさんの効果があったので、必要な時間と振り返っております。
次は、その効果について書くかな。
おしまい